ここではない、どこか遠いところ

グアテマラの旅行記を書いています。時々本のレビューも。

Día 4-2. 華やかな衣装/サンタマリア

2013年4月14日。アンティグアから訪れたもうひとつの村はSanta María de Jesús(サンタマリアデヘスース)。アンティグア滞在3日目、サンアントニオへお目当ての布を買いに行く前に、実はこの村へも足を運んでいた。

旅行となると、どうも予定を詰め込みすぎてしまう癖がある。貧乏性なんだと思う。特に一人旅の場合は食事にあまり時間がかからないので、一日に二つの村を訪れるなんてことも平気でやってしまう。人より体力がある方では全然ないのだけど、旅先では好奇心に突き動かされ、気力で行動してしまう…。

何もしないでのんびり過ごす、大人贅沢な旅ができる日は来るんだろうか!?

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自己紹介について

今週のお題「自己紹介」ということで。


私は自己紹介がかなり苦手だ。というか面倒だなといつも思っている。

自己紹介以前の話だけれど、自分の名前を伝えるのが苦手だ。

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Día 3. 織物の村/サンアントニオへ

2013年4月13日。織物で有名な村を訪れた。

民族衣装

3日間しかないアンティグア滞在中、どうしても行きたい近郊の村がふたつあった。まずはそのひとつ、San Antonio Aguas Calientes(サンアントニオ・アグアス・カリエンテス)について。

グアテマラには、マヤ文明を引き継ぐ先住民が今でも多く暮らしている。特に興味深いのがその民族衣装で、とても美しい衣装を日常的に身につけている。この村、サンアントニオ・アグアス・カリエンテスは民族衣装の織物の技術に秀でているとのことで、美しい布やパターンに目がない私はぜひ行ってみたかった。

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review: 『沈黙』遠藤周作

沈黙 (新潮文庫)

沈黙 (新潮文庫)

 

その存在を知ってからずっと、夢にまで見てきたと言っても過言ではない「長崎の五島列島」行きを決めた。

ゴールデンウィーク、何をしよう?と(社会人になって何度か失敗した経験から)早め早めに予定を立てなければ…と考えていた3月上旬のこと。ふと「今、五島に行けるのかも」という考えが頭をよぎった。ゴールデンウィークはもろもろ高いと言っても、どうせ夫婦の予定を合わせられるのは高い時期しかないのだし、世界遺産に登録されたら何か損なわれてしまうような気もしたから早く行くべき!と思った。

そして、あれよあれよという間に五島列島行きが決まった。

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