グアテマラ旅行記について
この旅行記は今から5年前、2013年の出来事を書いています。
なぜグアテマラに行ったかは別のエントリーで書くとして、今回は「どういう経緯でこうなったのか?」ということについて。
写真のこと
旅に持っていったカメラは「Nikon F3」という35mmフィルムカメラ。
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当時、かなりフィルムカメラにはまっていた。トイカメラブームもあったし、今よりも本気フィルムカメラが流行っていたように思う。このF3は相当重く、当たり前だけれど別途フィルムが必要で、今時こんなものを首から下げて旅行に行く人はほとんどいないだろう(…と言いつつ次の旅行にも持って行こうとしている私)。
そして、フィルムは50本持っていった。2カ月の旅程だったので、1日に1本(=37枚)弱という計算になる。
今時のデジタル写真でパシャパシャ撮る感覚からすると、かなり少ないと思う。でも、バックパックでの旅だったのであまり荷物を増やせない…という単純な理由で、これぐらいが限界だった。
ちなみに使用したフィルムはFUJIFILMの「efiniti uxi200」というもの。
efiniti (エフィニティ) 逆輸入カラーフィルム uxi200 36EX 4547410001020 <100本パック> −日本製− 【販売終了/完了】 [業務用仕入サイト−コストパドットコム]
海外向けに生産していたフィルムの逆輸入品で、安く、ややピンクがかった雰囲気のよい写真が撮れるので、気に入っていた。今も10本ぐらい手元にあるけれど…どうやら生産終了しているようなので、今後またフィルムを探さなければ(というかまだ使えるか一度試したほうがいいのかも)。
バックパックの底が分割された構造だったので、そこにフィルム50本をつめて旅立った。ちなみにバックパックはNorth FaceのTellus42。
一つ心配だったのが、空港でX線検査をしたときにフィルムがだめになってしまわないだろうか!?ということだった。デジカメと違って写真が撮れているかどうか現像してみないとわからないので、最初のうちは不安でたまらなかった。
結局、グアテマラ滞在中に現地のフジカラー(現地にあることがまず驚きだけど)に持っていき、1本だけ現像してもらった。結果、写っていた!…なので、それ以後は安心して写真を撮れた。
▷この1本目のフィルムを現像に出した
といっても、撮った写真を頻繁に現像するのは費用的にも時間的にも無理だったので、現地で現像したのはその1本のみ。あとはフィルムの状態で持ち歩いた。だから、どんな写真が撮れているか、帰国するまでわからなかった。
文章について
当時私はMacに標準で入っている「iWeb」というアプリケーションを使ってウェブサイトを作っていた。といってもほぼブログのようなものだったけれど。
iWeb - Wikipedia
▷どうやら2011年に開発を終了しているらしいけれど、今もHigh Sierraで一応動いています。
パソコンは、今も使っているMacBook Air 11インチ(Mid2011モデル)を持っていった。軽くて薄くて本当に便利だった。そして、ほぼ毎日のようにiWebで日記を書いた。
でも前述のように写真は載せられなかった。どんな写真が撮れているのかもわからず書く日々。「早く写真を貼りたい!」とずっと思っていた。記憶力が悪いので、とりあえず毎日書いていかなければ忘れてしまうと思い、文章だけを書き溜めた。
帰国してから
その後帰国して、写真を現像に出した。現像はいつも「Prinet1(プリネットワン)」というお店に出している。CDにデータ書き込みをしてくれて、安くて、私のようにそこまで本気でない使用方法なら画質も問題ない。
さて無事データをゲットして
「さあ、写真を貼って完成させるぞ!」
…というところで、大学の卒業制作が始まってしまい、その後社会人になってしまい、なんだかゆっくり作業をする時間がなくなってしまったのだ…。
長い間、書き上げていない旅行記のことがずっと気になっていた。未完成であることが気持ち悪かったし、完成させて人に見てもらいたい、読んでもらいたい、グアテマラやメキシコの魅力を伝えたい、という想いをずっと抱いていた。
忙しいという理由の他に、書く場所が定まらないという理由が大きかった。色んな方法を試し、転々とし、そのたびに途中で挫折…の繰り返し(その経緯は別のエントリーで)。
でもやっと今、はてなブログに落ち着いて「なんだか書けそう」と思っている。